思ってることを伝えて「上手くいく人」と「いかない人」の違い

社会に出て生きていると、納得できないことや嫌だなーと思うこともありますよね♪
たとえば
◆仕事内容
◆昇給
◆待遇
◆人間関係
など。
その中でも、思っていることを伝えて「自分の思い通りに進めていく人」と、「立場が悪くなってしまってイライラが増える人」がいると思うんです。
あなたはどっちのタイプでしょうか?
では、この2タイプの人の何が違うか?を考えたことがありますか?
実はとても明確な違いがあるんです。
ここでは、それを書いていきますね♪
目次
2つの大きな違い。
「自分の思い通りに進めていく人」と、「立場が悪くなってしまってイライラが増える人」の違いは、今問題になっている出来事に関して、冷静で客観的でいるか?感情に飲まれ主観的になっているか?の違いが大きくあります。
誰もがこの冷静で客観的と感情に飲まれ主観的になってしまう部分の両面を持っていますが、上手くいっていないときは必ず、感情に飲まれ主観的な状態の方が頭角を表しています。
感情に飲まれ主観的が頭角を表している時
では、感情に飲まれ主観的になっている時はどんな状態を指すかといいますと・・・
◆「〇〇された」「相手が悪く自分は悪くない!」と思う。
◆「わかってもらえない」「理解されない」と思い、苦しくなる。
◆「どうして私だけ!?」と自分だけ損をしているような気持ちになる。
◆感情的になり、「許せない!」「イライラする」「もやもやする」が増える。
◆とにかくモヤモヤ・イライラする。
具体的に言うと・・・
●私だけ態度を変えてくる!
●休みの日を変更して欲しいって、どうして私に言うの!?
●「〇〇さんがああいう態度を取ってきて、イヤ!」
●私のいないところで、話をしてるんですよ!
●言葉には出来ないんですけど、とにかくモヤモヤするんです!
●私だけイヤな思いをさせられる!
感情に飲まれると、どうして上手くいかないの?
このようなになっているときは、物事を冷静に見て判断することができなくなっています。
すると、ちょっとしたことでも敏感になり「また、〇〇された!」と怒りや悲しみ、わかってもらえない!などのネガティブな思いが大きくなる一方。
たとえば、好きな人から「あれ、取って!」と言われてたら喜んで対応するのに、
嫌な人から「あれ、取って!」と言われたら、「また、私をこき使って!許せない!」
と同じことでも、誰がやるかで思うことって変わりますよね?
「イヤなことをされた!」と思うと、脳はその出来事から守り回避させるために長期記憶に入れて、覚えておくようにしています。
脳にはインプットされた記憶、「〇〇さんはイヤな人」があるから、その人が何をしようがイラつくし、納得いかないわけです。
たとえ「ありがとう」を言われても
「は!?嫌味!?」と思ってしまったり・・・
「ごめんね」と言われても
「ごめんくらいで済むか!」「それで謝ったつもりか!」
あ、なんかこういう感じでブログで喧嘩しているタレントさんいましたね。
他人から見れば「冷静になった方が・・・」と思えるんですが、渦中にいるとそうは思えません。
そして、こういう状態が感情に飲まれているとき。
とにかくイライラしたり、ムカついたり、モヤモヤしたり・・・
これ・・・上手くいってないですよね?
感情に飲まれてしまっているときの特徴
◆イライラやモヤモヤが脳の中を支配してしまって、イライラ・モヤモヤがあるのはわかってるが、なぜその気持ちになっているか?を言葉にすることが出来ない。
◆「何をしたいのか?」「どうなれば良い」かもわからない。
(どうなったら解決したことになりますか?と聞いても、沈黙になりがち)
◆「この納得いかない気持ちを直接、相手に伝えないと気が済まない!」と思う。
◆言葉にしてるつもりでも、ほとんど伝わっていなくて負の感情だけが相手に伝わる。
するとどうなる?
伝えられた方は、怒ってたり悲しんでたり・・・
何かを伝えたいのははわかったけど、何を言いたいのかがわからないから
◆めんどくさいから出来るだけ関わりたくない。
◆ギャーギャーわめかれて、聞きたくないと思う。
その結果、
◆「この人は感情的にギャーギャー言う人」と認識されてしまうと、その人が何を言おうが「めんどくさい人」と思われ聞く耳を持たれず、あしらわれてしまう。
相手にも「不快」を感じたら、それを記憶して「イヤな体験はさせないように」と安全装置がありますから、感情で接していく人に対して
無意識的に「〇〇さんはいつも攻撃してくるから、自分を守らないと!」となり、聞いてもらえなかったり、あまり関わらないようにしようと思われてしまいます。
そして、感情的に話してしまった方は
「私だけ損してる」「理解してもらえない」「バカにして!」
と余計に負の感情が大きくなり、負のスパイラルにハマります。
自分の思い通りに進めていくときの特徴
思い通りに進む時は、感情を入れず事実や要望だけを冷静に伝えることが出来ます。
「私、〇〇なので〇〇させてください」
「私は〇〇したいです」
という感じで、淡々と話して感情で話をしないんですねー。
するとどうなる?
人は頼まれたり、要望を言われると出来る限り叶えてあげたいというものが元々の心理にあります。
「自己犠牲」という言葉があるように、自分の気持ちよりも他人の欲求に応えてあげたいと思いやすいです。
なので「いいですよ」とか「どうにかします」と言ってくれて、結果的に自分の望んでいたものが手に入りやすくなります。
その要望を叶えさせてもたったことに、後日感謝の気持ちを伝えると
「この人は気持ちよくさせてくれる人」
と思われるため、さらにまた聞いてもらえるようになるんです。
自分の思い通りに進めていく人は、自分も心地いい環境が手に入りますが、相手にも心地いい気分をプレゼントします。
自分の要望を伝えて、好きにやってるのに♪です。
冷静に物事を観る人からすると
人間完璧でなんでもできるわけではありませんから、冷静沈着・事実で物事を判断をするという人たちからすると、
「言わなくても察してよ!」
という感覚的なことが苦手です。
そして冷静沈着・事実で物事を判断をするという人たちなりに察することもしますが、大概感情や感覚で生きている人のお眼鏡にはかないません。
「そうじゃない!」と言われ、「どうしたいの?」と聞いても、言葉で答えるのではなくて、感情で表現し「こっちがわからないよ(汗)」となります。
私の周りにいる冷静沈着な人たちは「何をしてほしいかを言ってくれれば、全然やるし受け入れるから具体的に言って(汗)って思う」とよく言ってるんです。
この人たちは、冷たいわけじゃなくて抽象的で曖昧な表現(オノマトペ)や感情で表現されても、どうしたらいいかわからないそうです。
私も昔はそうでした。
実は私自身が昔は、感情に飲まれて行動し職場で全く上手くいかない人でした。
そしていつもストレスを抱えて、「どうして私ばっかり!」とイライラ・モヤモヤしてましたからねー(汗)
でも誰も、上手くいかない原因を教えてくれませんでした。
なので「人間関係で悩み、結局仕事を変える」を何度もしてきたんです。
たくさんの人たちと関わることで、自分の要望を言ってるのに上手くいく人と、全く要望が通らずイライラ・モヤモヤしている人の違いを発見!
その答えが冷静で客観的でいるか?感情に飲まれ主観的になっているか?でした。
原因がわかっても、どうすればいいの?
原因がわかっても、感情に飲まれてしまったとき、どう対処すればいいかわからないとまた自分を責めてしまいますよね?
というこで、その方法をご紹介!
◆カラオケボックスでシャウトしたり、歌ったりする。
◆紙に思ったことを書いて、言語化する練習をする。
◆ヴォイスアウトをする。
カラオケボックスでシャウトしたり、歌ったりする。
感情を感じやすく生きている人は、自分の思っていることを口に出すのが苦手です。
頭の中には、言葉やイメージがあってもそれを言葉にすることができません。
感情のままに生きていこうぜ!ということで、カラオケで感情のままにシャウトして歌って泣いて、歌の世界に酔いしれて、発散してみてはいかがでしょうか?
そこで感情を出し切ることで、ちょっと冷静になり、新たな気分で過ごせるはずです。
紙に思ったことを書いて、言語化する練習をする。
話し言葉で、思ってることをどんどん紙に書いていきます。
人に伝えるため、わかってもらうために書く必要はありません。
自分自身も何を書いてるかわからなくていいんです。
辻褄合ってなくていいですし、話が飛んでもOK!
とにかく思ってることを紙に書き出して、頭の中の思考を外に出すことが大切♪
やり続けると、脳がスッキリしてきます。
こうなってくると、冷静に物事を見れる時間が増えますよー。
ヴォイスアウト
1回3分以上、思っていることを言うヴォイスアウトをしていくと、頭の中にある言葉を口に出す練習をしていくため、伝えることも上手になります。
そしてヴォイスアウトをして、感情を出してしまうと冷静になりやすいため、落ち着いてから自分の要望を話すと、通りやすくなるのです♪